世界と日本端子を“つなぐ”役割を担い、
現地での変化をいち早くキャッチ。
- H.F.
- バンコク駐在員事務所
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現在の仕事内容は?
日本端子は、国内外に営業拠点があり、バンコク駐在員事務所は東南アジアの市場調査や現地で全自動圧着機などの販売促進活動を行っています。私の役割は定期的に各国のお客様を訪問し、信頼関係を深めながら、現地の開発・生産拠点の変化を把握することです。たとえば、このエリアは二輪の生産が盛んで、かつて日本で開発・生産されていた部品が数年前から現地生産に移行したケースがあります。そういった変化をいち早くキャッチし、本社と連携することで、日本端子製品の現地採用につながったこともありました。
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この仕事のやりがいは?
私は学生時代にニュージーランドに留学していたことから、語学を活かし、異文化の中で仕事がしたいと考えていました。入社2年目から香港、その後バンコク駐在員事務所の所長を務めていますが、現地でさまざまな人と出会えることが大きな刺激であり、私の財産になっています。以前、香港とバンコクの社員を連れ、本社や花泉工場の見学を行いました。品質の重要性を学んだり、日本の社員と交流することで、各社員が日本端子グループの一員としての誇りと自覚を持って、仕事に取り組むようになりました。そんな瞬間にも人と人、世界と日本端子をつないでいることを実感し、やりがいを感じています。
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会社の雰囲気は?
本社とは普段からよく連絡を取っています。タイと日本は約4,000km離れていますが、本社の営業や、技術の方々とは緊密に連絡を取り合い、常に的確なアドバイスを頂ける環境にあります。また、「調子はどう」連絡をくれる社員もいて、距離を感じることはありません。
海外赴任にあたっては、新たに生産設備の知識や技術も必要でしたが、研修を受けさせてもらったり、先輩からもアドバイスをもらい、基本を身につけることができました。私の海外志向に応えてくれたように、意欲があればチャンスを与えてくれるだけでなく挑戦を支えてくれる会社の温かさや、社員皆とのつながりの強さを感じています。
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これからの目標は?
最近では、オンライン会議も活用することで、よりスピーディに情報を入手できる環境になりつつあります。変化の激しい東南アジア各国の開発や生産状況をいち早く掴みながら、日本端子の認知度アップと共にさらなる製品採用に向けた動きを加速させたいと考えています。また、現在は次のエリアターゲットの開拓に向け活動しております。新しい文化・人との出会いへの期待も含め、現地のお客様とどのように関係を築き、シェア拡大を目指すか、これからも私のチャレンジは続きます。